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成長期の身体について
たまには整形外科のコラムっぽいことを・・・笑
人の発育発達段階において最も身体が成長する時期を「成長期」といい、小学校高学年から中学生の時期に当たる人が多いと思います(これにはもちろん男女差や個人差があります)。
どんどん運動が楽しくなっていく時期ですが、気をつけたいのは「子どもは大人のミニチュアではない」ということです。子どもと大人の身体は大きく異なるので、大人がやっているトレーニングを子どもが同じようにやってしまうと、トレーニングとの効果が思うように上がらないどころかケガのリスクも高まります。
では、成長期にみられる身体の特徴について、いくつかお話ししましょう。
成長期の骨は大人よりも柔らかく、同じ外力による骨折でも大人がポキッと折れてしまう骨が、子どもはしなるように折れる場合があります(若木骨折)。 また、成長途中の骨は骨の中心に当たる骨幹部と骨の端に当たる骨端部の間に骨端線が存在します。レントゲン写真で骨端線が確認できるときは、骨が成長段階にあるといえます。大人になると骨端線は消えますが、まだ成長途中のこの時期に大きな負荷がかかるとケガや障害につながる可能性が高いです。代表的なものとして、膝のオスグッド病や肩のリトルリーグショルダー、踵のシーバー病などがあげられます。またこの時期は骨の成長が早く、筋肉がその成長スピードに追いつけなくなってしまい、柔軟性が低下します。ストレッチをしようとしても体が硬くなったと感じるケースが多いです。
今はクラブチームの活動も盛んなので、低学年から専門的な種目のトレーニングを積むことが多いでしょう。しかし体の成長を考えて、様々な種目のいろいろな動きを体験することも大切にしたいですね。
はっきりとした痛みではなくても、「なんとなく」の不調があったら、それは身体がSOSを出しているのかもしれません。「こんな程度」とは思わないで???なことがあったら。早めに受診しましょう。
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